2008-01-01から1年間の記事一覧

『ジェイン・オースティンの読書会』

『ジェイン・オースティンの読書会』ロビン・スウィコード監督(2007米)本を読む、という行為を物語りの中心に据えた映画である。他の本好き(読書好き)の人はどうだかわからないが、少なくともボクは、けっこう人の読書スタイルに関心がある。 “読書スタイ…

『反貧困』湯浅誠著

『反貧困』湯浅誠著(岩波新書) <本文作成中>

『風味絶佳』山田詠美著

『風味絶佳』山田詠美著(文春文庫)旅行には必ず本を持っていく。乗り物での移動には欠かせないものだ。特に飛行機では窓から景色を見る楽しみがないこともあって、本を読むことは多い。 このところしばらく読書らしい読書をしていなくて、軽めの読み易そう…

コニカミノルタプラザにて写真展

木村伊兵衛賞受賞作品展 岡田敦「I am」 志賀理江子「CANARY」「Lilly」本当はしっかり写真集やブックも目を通してから書くべきなのだろうけれど、30分しか時間がない中で、3つの展示を見て回ったので、展示されたものしか見ていません。「I am」は、 展…

『さよなら、日本』柳原和子著(ロッキングオン)

(後送予定)

『街道をゆく13 壱岐・対馬の道』司馬遼太郎著(朝日文庫)

このシリーズを読むと、実際に自分の目でその地を見て、自分の足でその地を歩きたくなってしまう。今回もやはり読みながら、いつかここへ行ってみたいということを感じていた。冒頭、作者の私的な回想から始まるところが印象的だ。京都の小さな地方新聞社で…

『オンリィ・イエスタディ』志水辰夫著(新潮文庫)

先日大腸内視鏡検査を受けることになり、事前に診察と予約、そして当日の注意点を聞いたところ、準備の時間が長いですから、読むものなどお持ちくださいね、と言われていた。あまり心地よい環境ではないかもしれないが、独りの時間を読書に費やすことができ…

『バベル』(2006年米 WOWOW)

なかなか見ごたえある映画でありました。色々考えさせられるという意味では複雑な映画という感じでもあります。構成としては最近流行りの、いくつかのハナシが同時に進行していくという作りになっています。 で、作品として考えたときに、これは何の話なのか…

『Workshop2B 写真展』(渋谷ルデコ)

今回も恒例になった“ルデコジャック”で4フロアを借り切って、19期20期のワークショップ終了展、他二つの写真展。渋谷で山手線のホームから新南口を目指していくと、昨年の写真展の時のことを思い出した。あの頃は9月末だったけれど、また暑くてギャラ…

『街道をゆく1 甲州街道/長州路ほか』

『街道をゆく1 甲州街道/長州路ほか』(司馬遼太郎著 朝日文庫)折りしもつい先日2月12日が司馬遼太郎の命日(菜の花忌)であった。『街道をゆく』の連載は、1971年(昭和46年)に週刊朝日で始まっている。最初に単行本としてまとめられた記念すべ…

『The POLICE Live in Concert』(2007.2.13 東京ドーム)

再結成&ワールド・ツアーの話を聞いたときには、どんなに嬉しかったことか。日記を読み返してみると、そのニュースを聞いたのはちょうど一年前、昨年の2月13日のことでありました。そして待つこと1年、その日がやってきました。30代頃までは、聴きた…

『クラリネットアンサンブルの午後』(第一生命ホール)

ワタシのクラリネットの師匠を含めヤマハのスクールのクラリネット講師による演奏会。昨年秋に第一回があったのだが、その時は吹奏楽のイベント前で練習を休めず今回二回目にして聴くことができた。最初が全員演奏でのバッハ『トッカータとフーガニ単調』、…

『水の流れる町で 〜その2〜』

遠藤志岐子第二回針穴写真展いつどのようなきっかけで見つけたのか、もう忘れてしまったのだが、かなり昔からホームページを時々拝見していた方。お気に入りには入っているけれど、1〜2ヶ月に一度くらいの閲覧なので、先週たまたま見て現在個展を開かれて…

『王のいた村』杉山次郎太写真展(コニカミノルタプラザ)

ワークショップの方の写真展におじゃまする。大全紙、スクエア、モノクロ、自然な目線の写真らしい写真。被写体となった人物の表情も自然で見ていて気持ちが落ち着くような感じ。作者にお会いしてみたかったが残念ながら不在。