2002-04-01から1ヶ月間の記事一覧
あちこちの書店に行く度にいつも探していたこの本が、やっと見つかって読むことができた。かなり長い小説だったので、ゆっくりチビチビと読むつもりだったのだけど、やっぱりあっという間に終わってしまった。この人の描く青春とか恋愛の雰囲気って、なんと…
待ちに待った3年ぶりのコンサート。今回もNHKホール。本当はサンプラザのほうが取りたかったのだけれど…。このツアーは、リマスターしてCDを再発売した旧作に因んでの昔の曲ばかりを選曲したコンサートだった。現在でも勿論聞いているけれど、80年代に…
3章立ての第一章は、主人公の少年が年上の女性に憧れ、そして恋をするところから始まる。タイトルとなっている“朗読者”の意味は、はっきり書かれてはいないけれど、この一章を読み進むうちに理解できる。二章、三章は何も書かずにおこう。その展開の驚きも…
1997年制作の韓国映画。今回見るまでは知らなかったのだが、本国ではかなりのヒット作だったそうで、インターネット・ブームのきっかけでもあったとのこと。アメリカ映画にもあったし、日本でも確かあったし、どこの国でも一本はあるということか、インター…
6篇からなる短編集。一つひとつに関連はないけれど、テーマは、タイトルにあるようなふとしたタイミングで見る幻や夢、あるいは空想・妄想のような感覚を描いたもの。 この人も、随分書くものの幅が広く、しかしなかなかのアベレージを残している作家だと思…
6篇からなる短編集。一つひとつに関連はないけれど、テーマは、タイトルにあるようなふとしたタイミングで見る幻や夢、あるいは空想・妄想のような感覚を描いたもの。 この人も、随分書くものの幅が広く、しかしなかなかのアベレージを残している作家だと思…
1976年(昭和51年)刊行の小説ということは、今から約四半世紀前、僕が17歳の時のものということだ。それにしては、読んでいて随分“古さ”を感じてしまったのだが、それは何故なんだろうということが、読んでいる最中からずっと気になっている。 青春とか恋…
何気なく手にとり、中を見るでもなく買ってしまった本だったが、最初に“覗く”のが、この前に読んでた関係のつげ義春さんだったので、その偶然にちょっとびっくり。おまけにその人物像にふれてまたびっくり。 さてその内容だが、これは筆者が雑誌「アエラ」と…
つげ義春さんの漫画は、だいぶ前からポツポツとは読んでいたけれど、何年か前に新潮文庫で3冊分が出版されたときにまとめて読んだ。それからも何度か読み返しているが、寂しいような侘しいような雰囲気や、その雰囲気にぴったり合うペン画のタッチがとても…
久々の文庫新刊だったので速攻で読んだのだけれど、再発売ということらしく、実際はけっこう古い作品。雰囲気は結構軽めのところと、ちょっとセンチメンタルなところとが入り混じって、読んでいても感想は複雑。最初は“ん?”と思ったりしたけれど、ほんの数…