2004-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『ワニを素手でつかまえる方法』第3回タ・マニネ公演(PARCO劇場)

今年に入って初めての観劇。この芝居が見てみたいと思ったのには、三つほど理由がある。ひとつは小林薫という人をナマで見てみたかったこと。二つ目は同じく緒川たまきという人をナマで見てみたかったこと。そして三つ目は岩松了という人の脚本の芝居を見て…

『生きる歓び』保坂和志著(新潮社)

昨年始めて読んだ芥川賞受賞作の『この人の閾』は、なんかこう面白いのかどうか今ひとつ判り難いヘンな印象だった。自分の中でまだ判断が出来ていない状態だったので、今回もふと見つけて手にとってしまったのだが、これはよかったです。この本は『生きる歓…