『バニラ・スカイ』
ストーリーは、ざっと説明するのが難しいような内容なので割愛。
途中からかなりSFチック(?)になるのだけれど、実際のところ最後まで見終えても、解釈が幾通りもあって、あれこれと考えさせられる(というのは好意的な言い方)。
本当は、こうした映画だったら、どこかにカギ(ポイント)があって、正解(解釈)はひとつであるべきではないか、とも思う。
もちろん作る側・作る時点ではそれがあるのかも知れないが、やはり、最後に目を覚ますシーンで終えてしまっては、全てが夢だった、という解釈が可能なわけで、それはないんじゃない、って思ってしまう。
まあ、つまらなかったわけではないので、それなりにおススメはします。
というわけで、この映画はリメイクなので、オリジナルの邦題『オープン・ユア・アイズ』も一応見てみなくては、と考えているところ。